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新任教員紹介|恩田正行准教授

4月から、恩田正行准教授が経済学部に加わりました。

[研究テーマ]
私の研究テーマは、因果推論の手法を応用した実証研究です。家計、労働者、そして企業などを経済主体と呼びます。政府や地方自治体は、それらの経済主体の状態を把握するために、それらの個票記録を収集・保管しています。私は、政府や地方自治体などのデータ提供元からそのような記録を借り、計量経済学の手法をその記録に用い、そして次の二つのことを試みています:第一に、経済主体の行動が理論モデルの予測と整合的であるか否かを検証しています;第二に、実験的な環境を想定し、政策がどの程度経済主体の行動に影響を与えたかを測定しています。
 私は、政策立案に資する分析結果を実務者および政策立案者に提供することを目指しています。内閣府および経済産業省は、証拠に基づく政策立案(Evidence Based Policy Making, EBPM)を推進しています。EBPMに貢献できるように、私は実証研究を続けています。

[学生へのメッセージ]
志を持ち、その日をつかむ(Carpe diem)ように心がけてください。ほとんどの大学生の皆さんは、皆さん自身の生活時間を管理する機会を、生まれて初めて与えられたのではないでしょうか…。大学生としてすごせる時間は、4年間です。就職活動などで3年生後期から卒業までの1年半の時間を失うと仮定しましょう。すると、残りの大学生活の時間は2年半です。目標を定め、限られた時間で日々その目標を達成できるように努めることを、おすすめします。

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