メインコンテンツへスキップする

お知らせ

News

新任教員紹介|岡祐輔准教授

4月から、岡祐輔准教授が経済学部に加わりました。

[研究テーマ]
私は、人口減少時代において、地域経済の維持発展を支える地域ブランド、観光などに着目し、観光客や移住・起業者が増える場所について、現地調査データを用い、多変量解析、テキストマイニング、GISなどで要因を研究しています。

専門である経済地理学は、経済事象を空間的に捉え、対象地域の経済的構造や機能などを分析し、場所による相異から生まれる要因を解明します。つまり、「その地域がなぜ経済的に発展するのか」を明らかにする学問です。観光などに限らず、地域経済に関わる農林水産、交通、教育、スポーツなど幅広く対象にします。

衣食住を維持するためには、仕事(就業や所得)が必要で、さらに医療や教育の財源である税は仕事から発生します。地域の雇用創出や所得向上は、最大の福祉政策だと考え、研究に取り組んでいます。


[学生へのメッセージ]
様々な職種や組織で活躍したり、自分の故郷や関係する地域に貢献したりする上では、地域の課題を分析し、戦略を考え、行動に移す力を養うことが重要です。

地域のデータ分析支援策として、政府は、誰もが無償利用できる「地域経済分析システム(RESAS)」を提供しています。公的統計だけでなく、民間企業の保有データ、地図データなどが利用できます。

また、地域のことを分析していると、その地域に行かなければわからないことも出てきます。ぜひ行動を起こし、現地で、多くの人や文化、出来事に触れ、学びを得てください。

お知らせ一覧